コラム

新中1の「春休み」、合言葉は“急がば回れ”

2015/3/20 代表執筆

入学前に学習準備を!

小学6年生の皆さん。もうすぐ卒業式、そして春休みですね。春休みにどんな勉強をすれば中学での学習に有利なのか。今回はその点に絞ってお話しさせていただきます。

 

ローマ字の徹底復習と身近な英単語百個暗記

「英語」と「数学」の準備が最優先でしょう。

英語では、まずローマ字の復習をするべきです。千葉Chibaや富士Fuji、新橋Shimbashiなどが正確に書けるでしょうか?Shinbashiと書いても英語圏の方にはシンヌバシとしか読んでもらえません。新橋の「ん」はmだと理解させることが、口の形や舌の位置を意識して発音する習慣をつくります。その後で、英語特有の発音とつづりの関係を意識して、身近な英単語を百個も覚えておけば準備は万全です。

 

分数計算の徹底と「負の数」の理解で数学も安心

 数学で苦労しないためには、分数の復習と「負の数」の理解が鍵です。

皆さん、割り算を見るとすぐに筆算を始めていませんか?そして割り切れないと、途方に暮れてしまう…。数学では答えが整数や小数で表せないものも多く出てきます。まずは「頼るべきは分数」と知っておいてください。

そのうえで、「0より小さいマイナスの世界」を先取りしておけば、算数が「数学」に変わっても心配ありません。

負の数×負の数が正の数になることまできちんと理解できていれば完璧です。

 

「復習」で基礎を固めて「先取り」に挑む

 自分だけで重要項目の復習と中学内容の先取りをするのが難しいなら、信頼できる学習塾の春期講習を活用しましょう。

 新中1のスタートは、焦らず堅実な学習姿勢で臨むのが得策。合言葉は、“急がば回れ”なのです。


一覧へ戻る