コラム

菱餅

菱餅

2018/2/23 考える知識

菱餅の桃・白・緑がスーパーマーケットの売り場を彩る季節となりました。もうすぐ雛祭です。

 皆さんは「菱餅」について知っていますか?雛壇に飾られている、菱形で三色の餅が重なっているアレです(最近では、本物の餅ではなく、プラスチックの食べられないものも多いようです)。もともと雛祭に食べられていた餅は緑一色の丸餅で、ハハコグサやヨモギなどの草餅でした。独特の香りが病を遠ざけると信じられていたのです。それが江戸時代以降、子孫繁栄を願い繁殖力の強い菱の実を加えた白い餅、魔よけの意味を持つクチナシを加えた桃色の餅なども食べられるようになり、形も菱形になりました。菱形になった由来は諸説ありますが、江戸っ子らしいお洒落の意味もあるのではないでしょうか。

 また、地域や家によって三色の重なる順番に違いがあり、順番によって異なる意味を持っています。皆さんの家や地元の菱餅はどんな順番ですか?意味は?気になったら調べてみて、結果を先生たちに教えてくださいね。

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霜と霜柱

霜と霜柱

2018/2/2 考える知識

 暦の上ではもうすぐ春ですが、まだまだ寒い日が続きますね。早起きをすると、窓の外に霜が降りていたり、霜柱が立っていたりするのに気付くかもしれません。

ところで、「霜」と「霜柱」の違いを説明できますか?

 簡単に言うと、霜は0℃以下に冷えたものの表面で起こった凝結。夏の暑い日に冷たい飲み物を放置しておくと、容器のまわりがビチョビチョになりますよね。霜もあれと同じことが起こっているのですが、あまりにも寒いので、空気中の水蒸気が液体の姿を経ずにいきなり固体(氷)の状態で現れるのです。

 一方、霜柱は名前に「霜」とつくものの全く別物で、地中に含まれる水分が凍ったもの。まず気温の低下により地表の水分を含んだ土が凍り、凍っていない地中の水分が毛細管現象で吸い上げられ、地表に達すると冷えた空気により冷やされて凍り……を繰り返し、柱状の氷が無数に成長して霜柱となります。霜柱は適度な粘り気のある柔らかく湿った土にできやすいので、寒い朝に畑や花壇でさがしてみるといいでしょう。

 いかがでしょう?メカニズムを知ると、また違った趣が感じられませんか?

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