コラム

打ち水

打ち水

2017/7/31 考える知識

 夏も真っ盛り、暑い日が続きますね。ついつい冷房に頼りたくなりますが、この夏は地球に優しく「打ち水」を活用してみるのはいかがですか?

打ち水とは、道や庭先などに水をまくこと。「気化熱」を利用して涼しく過ごそうという、昔ながらの日本の知恵です。体が濡れた状態で風に当たると涼しいでしょう?あれは水が水蒸気に変わる際に体の熱を奪っていくからです。打ち水をしても同じことが起こり、周囲の熱を奪っていくので、うまくすれば涼しくなるというわけですね。

実践するなら、朝夕の日が高くない時間に庭や舗装されていない道路に水を撒くのが良いとされています。日差しが強い日中に打ち水をしても水がすぐに蒸発してしまい、効果がほんの短い時間しか持続しないうえに、湿度が上がって蒸し暑く感じるからです。

こうした昔ながらの知恵も、理科の知識と照らし合わせてみると理に適っているので驚きですね!

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土曜の牛の日?

土曜の牛の日?

2017/7/7 考える知識

 もうすぐ梅雨も明け、本格的な夏の到来です。夏バテ防止のため、土用の丑の日にウナギでも食べて精をつけてはどうでしょう?今月は「土用の丑の日」についてのお話。

 土用の丑の日は春夏秋冬にありますが、ウナギを食べる風習があるのは夏の土用の丑の日で、立秋前18日間の中の丑の日(ね、うし、とらの「うし」です。)です。

 何故夏の土用(秋分の前の18日間)の丑の日にウナギを食べるようになったのかには諸説ありますが、平賀源内という江戸時代の蘭学者が、夏は売れなかったウナギの販促のために考えた「土用の丑の日にウナギを食べると夏負けしない」という宣伝文句が江戸の町で大当たりして次第に全国に広まったという説が有力です。エレキテルという発電装置などで有名な源内は、日本初のコピーライターでもあったのですね。


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